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日常。 仕事(ケーキ)とテニプリのことばかり。
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明日(もう今日ですが)からまた仕事なので、今のうちにリクエスト頂いたザッハトルテをアップしておきます。
チョコレートの仕込みは一応あらかた終わったものの…早く帰れるかは微妙ですからねー。
最近はちまちまとSSを書いています。連作なので、書きあがったら今度こそWeb拍手お礼にする予定。
他にもいろいろ書きかけはあるのですが…とりあえず、前々からぼやいているうみねこネタは仕事が落ち着くまでお預けです。
今書き始めても手に負えなくなる確立100%。連載になってしまいそうなものは母の日が終わってお店が暇になる夏の時期まで手を出さないことに決めました。

さて…今回書いたザッハトルテですが…お菓子講座の前に微妙に予備知識を。
ザッハトルテはウィーン菓子です。
デメルとホテル・ザッハーの二つが有名ですよね。元々はザッハーの方が発祥のお菓子だったらしいのですが、様々な経緯の末(説明が面倒なので)デメルの方でも「ザッハトルテ」の名前でケーキを売り始めたので商標上の問題になり数年間にわたり抗争が生じたそうです。これをザッハ戦争、と言います。
結局どちらもザッハトルテとして認められたのですけれどね。
稜玖は学校の修学旅行でウィーンに行ったときにどちらのザッハも食べてきました。個人的には、デメルの方がおいしかったです。
でも本場のザッハは甘くて重い。口休めに無糖の生クリームを添えて食べるのですが、そのほかにもコーヒーか紅茶が無いと食べられません。
日本だとリリエンベルグのザッハが有名どころなのでしょうか。
あそこのザッハは日本人好みに軽い生地にしてあるのですごく食べやすいです。…うちのシェフに言わせると、「あんなのザッハトルテじゃない」との事ですが。難しいですねー。

くだらない薀蓄はこれくらいにして(笑)、続きましてブン太のお菓子講座です。興味のある方は続きからドウゾ。






ブン太のお菓子講座(バレンタイン・ザッハトルテVer.)

よし、じゃぁ次はザッハトルテでも作るか!
材料はバター、砂糖、卵黄、卵白、チョコレート、薄力粉。
まずはバターだ。ブラウニーと同じで滑らかなクリーム状にしておくこと。溶かすのは厳禁だぜぃ?そしたらそれをホイッパーでよーく混ぜる。
ちゃんと混ぜなきゃだめざぜぃ?手抜きはだめ!
ちゃんと空気を抱き込ませないと生地がうかないの。
ったく…テニスは手ぇ抜かないんだからこれも手、抜くなよなー。
よく混ざったらそこに砂糖を入れる。それからまたよーく混ぜる。
そうだなー、全体が白っぽくなるまで。
あーあー、そんな乱暴に混ぜたらはねるよ。仕方ないなぁ。
そしたらそこに卵黄を少しずつ入れていく。
入れるたびにちゃんと混ぜるんだぜ?全部入った?
次は溶かしたチョコレートだ。
これもブラウニーのときと同じで、温度が高いとバターが溶けちまうから要注意。入れたらムラがないように混ぜろよ?
よし、じゃぁ次はメレンゲを作るぜぃ。
卵白をあわ立てる。砂糖は少しずつ入れて、しっかりしたメレンゲを作るのがポイントだ。ハンドミキサーを使うけど、最後に手で混ぜてやると目が整うんだぜ。
そうしたらバターのほうに、そのメレンゲを少し入れて混ぜる。混ざりきらないうちにふるった粉を入れて混ぜて、また混ざりきらないうちに残りのメレンゲを入れる。
この時に、メレンゲの泡をつぶさないように混ぜるのがポイント。
できたら型に流す。この時に、型の底に紙を二枚くらいしいておくといいぜ。
そうしたら180度のオーブンで役50分、焼く。
次は回りにかけるグラサージュを作るぜ。
鍋に水、チョコレート、砂糖を入れて火にかける。
それを110度まで煮詰めて…詰まったら空気を入れないように木ベラでよくすり混ぜる。
ケーキが冷めたらまわりにやわらかくした杏ジャムを塗って…あ、好みでスライスして間に入れてもok。
ジャムをやわらかくするときは少し水を入れて火にかけるんだぜ。ものすごく熱くなるから注意しろよ、幸村君。
それが冷めたら…ちょうど良い硬さまで冷やしたグラサージュを一気にかける。パレットでこすったりするとツヤがなくなるから、上から流しただけで全体を覆えるのがベスト。
固まったら完成だ!
食べるときは無糖の生クリームを添えて食うんだぜ。シクヨロ。



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書いていた途中で発覚した大問題。
しまった。お店のグラサージュの作り方を覚えてない!という…。
就職したばかりのころはお店で出していたザッハですが、最近はからきしなのでレシピは持っていても作り方を忘れているという致命的な事実が(汗)なので、グラサージュ部分だけは学校で習った配合&やり方です。
ちなみにお店では、チョコレートとパータグラッセ(テンパリング不要のチョコレート)とサラダ油を使ったグラサージュをかけていました。
このグラサージュ、難しいようでしたら生チョコのときに紹介した『沸騰した生クリームをチョコレートに入れて溶かす』というやり方のガナッシュでも対応できるみたいです。

配合はまた次回のアップのときにでも一緒に書いておこうと思います。
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